お菓子作るバターは無塩と有塩どっち?無塩バターや発酵バターの違い

チョコチップクッキーの写真
皆さんお菓子作りってしたことありますか?

材料を正確に計量したり、普段の料理で使わない素材が必要だったり、手間隙が非常にかかります。

初めてお菓子作りするときは戸惑うことも多いですよね。

特に多くのお菓子レシピに必要なバターについて、全員が一度は悩むと思います。

お菓子に使うべきバターは有塩と無塩のどちらか、バターの違いについて紹介します。

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お菓子に使うバターは無塩と有塩どっち?

基本的にお菓子のレシピに書いてあるバターは、「無塩バター」です。

ものによっては無塩という表示がなく、有塩バターを使えるレシピもありますが、主流に使われるのはやはり無塩バターですね。

お菓子材料の分量は結構厳密で、レシピ通りにきちんと作らないと味や風味が変化してしまうことが多いです。

無塩バターを指定してあるレシピで有塩バターを使うと、多少味が濃く風味も若干濃い目になります。
反対に、バターを指定してあるレシピなら、無塩バターを使ってしまうと味と風味が物足りなくなる傾向があります。

以上の理由から、お菓子に使うのは必ずしも無塩バターというわけではありません。
お菓子が固まらなかったり、膨らまないなどの失敗しはありませんが、作りたい味に近づけるためには指定されたものを使わないといけません。

完成度を高めたいならレシピを厳密に守るようにしましょう。

普通のバターと無塩バターの違いとは

お菓子作りに使用するのはレシピどおりの素材ですが、では、無塩バターと有塩バターって具体的にどれくらい違いがあるんでしょうか。

大きな違いはその名のとおり、塩(ナトリウム)が入っている量です。

実は、厳密に言えば無塩バターという名称は間違っています。無塩とはまったく入っていないという意味で、100g中のナトリウム量が5mg以下でないと使えません。

無塩バターにはごく少量のナトリウムが含まれますので、食品の表示は無塩バターではなく「食塩不使用」となっています。

無塩バターと有塩バターは塩分の有無ではなく、塩分の含有量の違いから使い分けられているのです。

無塩バターの100g中のナトリウム量が11mgで食塩相当量は0.028g
有塩バターの100g中のナトリウム量が750mgで食塩相当量は1.9g

比べてみると有塩バターのほうが数十倍以上塩分が多いですね。

お菓子は繊細な味や風味が大事ですので、この差が出来上がりに影響してきます。

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バターの中で発酵バターってまた違いがあるの?

バターの種類といえば時折スーパーで発酵バターというものを見かけることありますよね。

これは普通のバターと何が違うかというと、原材料のクリームを加工する段階で乳酸菌発酵させたか否かが違うんです。

日本のバターは非発酵のバターが主流ですが、ヨーロッパなどでは発酵バターですね。
あと、国産の発酵バターは外国産と比べるとあっさり目に調整されています。

通常のバターよりも味と風味が豊かなので、バターの香りを生かせるパイやフィナンシェなどシンプルな焼き菓子に向いています。
若干の酸味があるものもあって、メーカーによって味はそれぞれ違うそうです。

通常のバターと同じように、有塩バターと食塩不使用バターに分かれます。

必ずしも発酵バターのほうがいいというわけではありませんが、バターの香りを生かしたいお菓子でさらにこだわりたいという人は発酵バターを使ってもいいかもしれません。

まとめ

バターって高いですから、家にあるものが使えればそれでいいのにって思いがちですが、おいしいレシピをその通りに作るには、無塩バターを買う必要性がありますね。

私は大雑把なので有塩バター使ったことがあります。
何枚かはおいしく食べれたのですが、だんだんくどく感じてきてしまいました。
鈍感な人はクッキー少量くらいなら有塩バターでもだいじょうぶかも?
個人的には、小さい袋に数枚入れて配るならいっかなと思ってます。

まあ、人それぞれですね!

お菓子作りがうまくいきますように!

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