子供の習い事の先生にお中元。お歳暮は両方贈るの?送り状は必要?

風呂敷包み
小さい頃から習い事をすると、
いろいろな経験が出来たり、
上達が早かったりするので、
習い事をさせるお母さんも多いですね。

私自身もスポーツ少年団で
体を動かしたりしていましたから、
家にいるより楽しかったし体力も付きました。

でも、その裏でうちの母親がいろいろ
サポートしてくれていたのは
気が付かなかったんですよね。

お中元、お歳暮、感謝の気持ちを送る習慣ですが、
わずらわしいと感じている方もいます。

習い事の先生に、
お中元やお歳暮を贈るべきか、
ちょっとまとめてみました。

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子供の習い事の先生にお中元は贈るべき?

お中元は日ごろの感謝をこめて贈るものですので、
基本的には必要ありません。

いつもお世話になっているし、
月謝のほかにも御礼をしたいというなら
贈っても構いません。

ただ、その習い事の流儀によって
必要という場合もあります。

お中元を贈るかどうかはその教室によりけりです。

贈る習慣が根付いている教室だと、
必ず贈ることになりますね。

まずは周りの先達に聞いてみて、
意見を求めてみましょう。

周りがまったく贈っていない中、
一人だけお中元を贈るのはあまりよく思われませんし、
独特のルールがあったりしますので、
事前確認は必ず必要です。

個人経営の格式が高い習い事ほど、
暗黙の内に贈る習慣になっているということも。

習い事によってもその傾向が見られます。

お中元などの贈り物が比較的高い習い事

書道、茶道、ピアノ、音楽系の習い事や、
師弟関係が厳密な日本舞踊など

コンクールや発表会があるもの

一生物の習い事や5年以上継続したりする場合、
基本的に生徒と先生の関係が密になるほど、
お中元を贈る親が多い印象ですね。

最近ではこのような贈り物自体を贈るのを
厭う風潮もありますし、
全体としては減ってきているようですが、
地域や習い事によってかなり変わってくるようです。


贈り物が比較的少ない、または禁止している習い事

大手の学習塾、大人数のスイミングスクール、英会話チェーン

生徒個人が先生と個人的に親しくなることもありませんし、
全体で贈り物を禁止にしてその分勉強に打ち込むという
意味もあるみたいです。

私自身は
スイミングスクールと
絵画教室と
英会話教室と
スポーツ少年団に入ったことがあります。

意識はしていませんでしたが
改めて思い出してみると結構多いですね・・・

それぞれ3年くらいずつでしたから
上達したかどうかは言わずもがな。

スイミングスクールのときは、
先生と直接のやり取りはほぼなく、
受付を通していたので贈り物の概念も
思い浮かばなかったですね。

絵画教室に通っていたときは幼稚園だったので、
こちらも贈り物はありませんでした。

英会話教室は小学校の高学年でした。
ECCの少人数の教室でしたが、
お中元お歳暮という贈り物はなく、
旅行先でお土産を買ったときなどに
渡すということが多かったですね。

個人的には結構ご迷惑をかけた先生でしたから、
今考えてみるとお詫びと御礼をこめて!
って自分に言いたいです・・・

スポーツ少年団のときは保護者が
サポート役として試合会場に車で送迎したり、
集まりがあったそうです。

コーチにお中元を渡す際は、
その保護者会を通してちょっとお金を集めて
まとめて送るという形をとっていました。

本当に様々ですが、
最終的に大事なのは気持ちです。

先生方からしても、お中元に対しての意見は様々で、
「贈ってもらっても、ありがたくて逆に困る」
「毎年貰いすぎてしまって品物に困る」
「一生懸命指導しているので、正直、嬉しい」
という意見もあります。

あらかじめ、教室のルールを確認して、
先生の意見も調べたほうがいいですね。

感謝の気持ちを送りたいと思っても、
その気持ちを押し付けるように
お中元を渡すのはやめましょうね。

お中元として改めて贈り物をいただくと
心苦しく思ってしまう先生もいます。

お中元ではなくても、
旅行先のお土産とか、
差し入れとして渡すときに、
「いつもありがとうございます」
と感謝を伝えるとこころよく
受け取ってくれると思います。

お中元を贈ったらお歳暮も両方贈らなくちゃいけないの?

お中元を贈ったら基本的には
お歳暮も贈るといわれています。

が、経済的理由やその他の理由から、
どちらか一方にしたいなら、
「お歳暮」を贈るようにしましょう。

お歳暮は年末近くに送るものなので、
一年の感謝をこめてという意味合いがあります。

そのためお中元より格式が上という風潮もあります。

両方は贈れないけど、
感謝の気持ちをこめて贈りたいと思うなら
自分の負担にならない範囲で、
感謝を伝えるということが一番のポイントですね。

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お中元の送り状は手渡しでも必要?

お中元の送り状は手渡しの場合は必要ありません。

子供の送迎時などに感謝の気持ちをこめて、
挨拶して渡しましょう。

「○○先生、いつも大変お世話になっています。
心ばかりのものですがお納めください」
「ほんの気持ちですので、どうぞ」
などの言葉を添えて手渡します。

このとき品物は袋から取り出し、
お中元の熨斗紙が
先生の正面になるように渡しましょう。

基本的に紙袋は回収ですが、
外で渡す場合やすぐに持ち運びが必要なら、
紙袋から品物を出さずに、袋の下に手を沿え、
取っ手の根元を持って渡すようにすると
相手方が受け取りやすくなります。

「紙袋のまま失礼します」
と一言添えるとスマートです。

先生と直接会う機会がなく
子供を通じて渡す場合は
お礼状を入れたほうが良いかもしれません。

子供には「母からです」と伝えてもらい、
品物を渡してもらってください。

お中元を差し上げるということは、
日ごろの子供の様子を会話から聞きだせる
機会でもありますので、
なるべくなら手渡ししたいですね。

まとめ

いかがでしたか?

昨今の風潮ではお中元という形式を嫌う方もいますが、
この習慣の肝は感謝を伝えるということです。

子どもの習い事でもこういったことは付き物ですので、
周りからどんな感じで渡しているのか、
先生は禁止してないかなど、
確認したうえで贈り物を贈るようにしましょう。

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