熱中症予防にスポーツドリンク飲みすぎ!?飲み物と水分補給の目安!

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中症予防にスポーツドリンクが最適って
言われているけど、
スポーツドリンクって清涼飲料水ですよね?

でも、清涼飲料水の飲みすぎ注意!
とも聞いたことがあります。

特に子どものスポーツドリンク飲み過ぎって、
実は体によくない面もあるんです。

正しい水分補給の仕方を知って、
しっかり健康管理しなければいけません。

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熱中症予防にスポーツドリンク飲みすぎると危険!

熱中症予防にスポーツドリンクをとはよく聞きますが、
実は飲みすぎによる弊害も出てくるんです。

スポドリは水分以外にも汗で失われがちな
電解質(塩分)と糖分も多量に含まれています。

素早く水分を吸収するために優秀な飲み物ではありますが、
日常で摂取し続けるには過剰な成分です。

特に熱中症に効く体に良い飲み物という印象が強いため、
子どもに日常的に与える親もいますが、
これが逆に健康を害してしまうことになります。

大人なら糖尿病の危険がありますし、
離乳食を始めた子どもが
スポーツドリンクを飲みすぎて、
「かっけ」になってしまうも増えてきているそうです。

甘みに慣れてしまうと薄味の離乳食を
嫌がる子も出てきてしまいます。

かっけ」とは
ビタミンB1の欠乏症のことです。

重症化すると心不全を引き起こす恐れがあります。

スポーツドリンクに含まれる糖分を分解するために、
ビタミンB1が必要になります。

しかし、過剰な糖分の摂りすぎで、
糖分の分解に使ってしまうため
体内のビタミンB1が不足してしまうのです。

多くのイオン飲料はビタミンB1を含まないので、
食事で補う必要がありますが、
摂取するにも限界がありますし、
食事のバランスを崩してしまう可能性も。

スポーツドリンクを熱中症予防に飲むなら、
スポーツする時くらい汗をかいて
エネルギーを消費しなければ必要ありません。

室内で大人しくしている分なら
水と食事で十分に対応できますよ。

よく言われる清涼飲料水とは乳製品やアルコール飲料以外、
水以外のソフトドリンク全般のことです。

コーラやジュースも含まれているので、
スポーツドリンクもこの括りに入ります。

水分補給するときに糖分が多めの飲み物が多いので、
清涼飲料水は飲みすぎ注意なんです。

子どもの熱中症予防に合う飲み物は?

子どもの熱中症対策に合う飲み物は、
使われるシーンで変わってきます。

先ほど飲みすぎはよくないといったスポーツドリンク
運動前や運動中に飲むなら最適な飲み物です。

失った汗の成分を素早く補給してくれるため、
エネルギー消費が激しい運動時に飲むと良いです。

ただ、厳密に言うとやはり糖分が多すぎるので、
スポーツドリンクを2倍に薄めて、
塩を2つまみ、レモン汁を加えたもの

作るのもおすすめです。

経口補水液というものもありますね。

これはスポーツドリンクより塩分や糖分は控えめですが、
脱水症状時に飲むのがおすすめです。

塩分と糖分を調整した飲み物で、
まあ、言ってしまえばおいしくはありませんので、
暑い中で脱水症が心配なときに飲みましょう。

運動をせず、大体を室内で過ごしている場合は、
水・麦茶で水分補給することで十分です。

近年はとっても暑い日が続きますから、
発汗量も心配なくらいですが、
スポーツドリンクを飲むと
よけいな糖分塩分を取ってしまうことが多いです。

心配なときは水・麦茶プラスで
塩飴や塩分補給タブレットなどを
別で摂取します。

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熱中症なる前に水分補給の目安とは?

熱中症予防にこまめな水分補給を!
って言われても、こまめってどのくらいなんでしょう。

実際にはみんな身長や体重に違いがありますし、
一概に一定量・一定時間とは決まっていないんです。

重要なのは脱水症状にならないこと。

人間は全体の水分の2%が失われると
脱水状態になります。

一気に汗をかいたりすると
自分ののどの渇きを気づかない状態で
過ごしてしまう子どもが多いです。

遊んでいる最中は他のことなど目に入らない感じで、
疲れきるまで一直線ですよね。

よく汗をかいているとき、運動時などは、
30分ごとにコップ半分~1杯の水分を
摂取させてください。

何もしていないときでも
1時間にコップ1杯くらい飲ませましょう。

あと飲ませるべきタイミングは、
寝起きの朝です。

夜も暑い日が続きますので、
エアコンなどを上手に使っても
寝ているときに汗を大量にかいています。

寝起き状態の体に水分が足りていない
ことが多いので朝一で
水分補給を心がけてください。

脱水症状を判断するには?

水分が足りているかどうかは、
尿の量や色で判断することが出来ます。

臭いが強く、黄色が強いときは、
水分が足りていない証拠です。

逆に尿の色が薄すぎるときは、
水分の取りすぎで尿の排出量が増えているということです。

それぞれ状態を見て、
どれだけ水分補給をしたら良いか
調整してみてください。

まとめ

これがいい、あれがいいと
言われているものでも、適量を過ぎると害になるものは多くあります。

夏は楽しいこともたくさんある季節です。

熱中症を予防して、楽しく夏を過ごしてくださいね!

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