仕込んでいたのに忘れてしまっていた梅酒が出できた瞬間、熟成された梅酒にワクワクしつつも、飲めるかどうか不安なことってありますよね?
そもそも手作りの梅酒の賞味期限はいつなのか気になりますよね。
梅酒には基本的に賞味期限はないのです。10年ものの梅酒とかありますしね!きちんとした方法で保存されていれば長期保存も可能なのです。
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梅酒の色が変化してしまうのはなぜ?
梅酒は熟成することによって色が変化していきます。上手に熟成させるためには、直射日光の当たらない冷暗所での保管が重要になってきます。直射日光が当たってしまうと1日の温度変化が大きすぎてしまいますので、熟成がうまくいかないことがあります。だからと言って冷蔵庫で保存してしまうと温度が低すぎて梅の成分がうまく抽出できなく、風味の薄い梅酒になってしまいます。
冷暗所に保管してあった梅酒でうまく熟成出来ているものは、琥珀色か茶色か濃い茶色か黒色になっていると思います。
年数が経つにつれ、濃い色になっていくようです。
梅酒は基本的に賞味期限はないとお伝えしましたが、保存状態によっては飲めなくなってしまっているものもあります。
カビが生えてしまっているものは飲めないのものだと思ってください!
カビが生えるのはアルコール度数が低いお酒を使ってしまったことか、ガラス瓶などの保存容器が十分に消毒されていなかったことが大きな原因だと考えられます。水分にも弱いので、消毒した後は水気をよく拭き取ること、青梅もアク抜きをした後は拭き取った方が良いです。
スパークリングみたいに泡が出てしまっているものも飲めなくなっている可能性があります。プラスティック容器で作ってしまうと空気を通してしまうので、熟成より酸化が進んでしまうことがあります。蓋を取るときにポンっと音がした場合や、泡が出てしまってる場合は少し味見をしてみて、変に酸味が強い場合はやめといた方が良いです。
梅酒が濁ってしまっている場合は、腐敗してしまってる場合もありますし、梅が破れてしまい成分が出ているだけの場合もあるので、飲めるかどうかは味見してみてになります。味見して大丈夫そうな場合は、ガーゼ、コーヒーフィルターなどを使い漉してみてください。
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時間がたった梅酒の梅は食べないで取り除いたほうがいい?
梅酒の梅は1年ぐらい経ったら取り除いた方がいいと言われる人と入れっぱなしで大丈夫と言う人に分かれています。
1年以上入れていてもそれ以上梅の成分が抽出されることはないと思うので私は、取り出すことをお勧めします。入れっぱなしだと、種の渋みやえぐみが出てくることもあるようなので尚更取り出した方が良いと思います。
その渋みなどが出たことによって古酒のうまみになったと言われる方もいるので人それぞれですが…。
お酒に漬けてあった梅は空気に触れてカビていない限りは、梅ジャムを作るか、料理、お菓子に使用する人が多いです!
お菓子だとパウンドケーキにするか、梅ゼリーとか良いですね!
料理だと、イワシやさんまのさっぱり煮ですとか、煮豚や角煮、手羽先を煮付けるときにも良いです。
梅を使うことによってさっぱりといただけるので夏バテや食欲不振のときにも食べられます!
梅酒の梅の活用方法として、梅ジャムのレシピをご紹介します!
梅酒の梅…1kg
砂糖…300g
レモン汁…大さじ1
1.梅酒の梅は鍋に入れて梅が全部隠れるぐらいまで水を入れてアルコールを飛ばす。沸騰してから2~3分で一度ザルにあける
2.水を取り替えて柔らかくなるまで煮込む。7分程度。
3.柔らかくなった梅をボウルに入れ、スプーンや木ベラなどで潰しながら種を取り除く。火傷に注意です!(ここで皮の食感や梅の実の原型が残っているのが嫌な人は面倒ですが裏ごししましょう)
4.潰した実と、砂糖、レモン汁を煮込めば完成!
潰すのと種を取り除くのと裏ごしする場合は少し面倒ですが、意外に簡単に出来ちゃうと思います!
砂糖の量は味見してみて増やしていくのが味見良いと思います。
梅酒に使った梅は2次活用できるので捨ててしまうのはもったいないので是非料理等に使ってみてください。
最後に
梅酒を作って、梅酒に使った梅の実まで色々な活用方法があって、飲むことも食べることも楽しくなりますね!
掘り出し物の梅酒を無駄にしてしまわないように飲めるかどうかチェックをして、味わってみてください!
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