洗濯物を干しているときに、なんだか黒いカスやごみが
よく付いてるなと思ったことはありませんか?
乾けば払って落ちたりもするけど、
のりみたいに貼り付いてしまったら
せっかく洗濯したのに余計に汚れた感じになりますよね。
洗濯機から出る黒い汚れのカスの正体と
掃除や予防についてお伝えします。
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洗濯機から出てくる黒いカスの正体は!?
洗濯物についてくる黒いカスの正体は、
洗濯機の中でひそかに生息しているカビです。
洗濯機は基本的に2層構造になっていて、
私たちが見ている内側は穴が開いてます。
その穴が開いているおかげで、
汚れを取るための水流が生まれてたり、
洗濯物の水分をしっかり脱水できるわけです。
脱水の仕方や仕組みは、
サラダを作るときに使う野菜の水切り器を見ると
構造がよく分かると思います。
外側と内側の間に微妙な空間ができているのが見えますね。
洗濯機のカビは、
この外側と内側の間で発生して、
内側から見えないところで大繁殖します。
黒いワカメみたいなものも細かいゴミもここから
削れてわずかに出てきたカビなんです。
放置しておくと洗濯物の細菌が繁殖したり、
悪臭の元になったり、
さっきいってた通り黒いカスが付き続けます。
きちんと掃除しなくては解決しないし、
いろいろ不都合が出てきてしまいますよ。
洗濯機のカビ掃除で黒いピロピロを撃退しよう
洗濯機のカビといっても見えないところはどうやって掃除するんでしょうか。
掃除の手段は主に2つ。
- 業者に相談する
- 自力で洗濯槽を掃除する
業者にお願いすると1回当たり1万円以上の作業費が
かかってしまうので、自力で洗濯槽掃除をおすすめします。
一番簡単なのは、専用の洗剤が存在していますので、
コレを購入して使用することですね。
カビ専用洗剤を使いましょう。
基本的な市販のカビ洗剤の使い方
- まず、洗濯機の電源を入れます。
- 洗濯槽洗剤を規定の量(大体1本のことが多い)入れます。
- 洗濯機の高水位まで給水します。入浴剤の入った風呂の残り湯はダメです。
- 「標準」コースで洗たく、すすぎ、脱水をかけます。
- 洗濯機の内側に黒いカスがまだ付いているようだったらもう一回すすぎます。
- 完了
洗濯機の掃除っていうと意外と大変なイメージがありますが、
通常の洗濯物と同じくらいの手間でキレイにすることができます。
なんだか落ちにくいときはここでひと手間。
- 様子を見て洗濯機の水をギリギリまで足す
- 水にお湯を混ぜて40℃くらいまで水温を上げる
- 給水してから洗濯コース前で3時間くらい浸け置き
- 黒い汚れが飛び散らないようにごみ取りネットを2つ投入
これでカビ取りがより容易になります。
お試しあれ。
ちなみに洗濯機によっては槽洗浄コースがありますので、
そちらを使用してください。
槽洗浄コースは終了までに半日以上かけますので、
あらかじめの浸け置きは必要ありません。
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洗濯機のワカメのようなカビを予防する方法は?
洗濯機は常に水を使うので、内部の湿度は相当なものです。
梅雨の時期になると湿度がほぼ100%になることも珍しくありません。
できるだけカビの発生を防ぐ方法を紹介します。
洗濯が終わったら速やかに洗濯物を取り出す
洗い終わった洗濯物を洗濯機の中に放置しておくと
細菌が発生して、いやな臭いがつくことがあります。
さらに、長い時間濡れたものが入っていると、
カビ的には大変活動しやすい状況になります。
洗濯が終わったらすぐに洗濯物を取り出して、
干しに行きましょう。
洗濯機の蓋は常に開放しておく
洗濯が終わって洗濯物を干しても、
洗濯機のふたは常に開放するようにしてください。
表面上はあまり濡れているように見えなくても、
実はいろいろな隙間にまだ水分が残っているため、
湿度が上がってしまいます。
洗濯機周辺は常に換気して、
洗濯機のふたは開けっ放しにしましょう。
洗濯機を洗濯カゴ代わりに使わない
汚れた洗濯物を洗濯カゴに集めず、
そのままダイレクトに洗濯機に投入していませんか。
ふたの時と同様に、洗濯機内の水分が完全に飛ぶには
1週間単位で時間がかかります。
そんな湿度たっぷりのところに汚れた洗濯物を長い間入れておくと、
洗濯物自体の細菌も増殖しますし、
湿度の逃げ道もなくなってしまいます。
洗濯機に物を入れるときは使用する直前にしましょう。
洗濯槽洗浄のカビ取り剤を定期的に使う
ワカメになるくらいまでカビが繁殖しないように、
定期的に掃除をしましょう。
1,2ヶ月に1回掃除すると効果的ですよ。
一度で落ちない頑固なカビ汚れも、
何回か掃除を繰り返すうちにきれいになってきますので、
あきらめないでチャレンジしてみてください。
まとめ
洗濯物の黒いカスの正体はカビでした・・・。
見えないところにカビが大繁殖してしまわないように、
しっかり掃除・予防をしてくださいね。
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