結婚式や出産祝いなどでご祝儀を用意する必要がありますよね。
おめでたい席なので使い古したお札や汚れたお札はマナー違反になりますから、あらかじめ1万円や5千円の新券・新札を用意しておかなければなりません。
みんなが共通に意識していることなので、汚れたお札を入れてしまった場合は悪い意味で記憶に残ってしまうかも。
いざというとき慌てないために、新札を手に入れるための手段をいくつか紹介しますね。
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新札の交換方法や必要なものは?
一般的に新札を手に入れる方法としては、銀行で交換・両替してもらうというのが確実な手段です。
三菱東京UFJ銀行
みずほ銀行
三井住友銀行
りそな銀行
などの大手銀行のほか、地方銀行でも窓口で円貨両替のサービスを行っています。
銀行口座を持っていなくてもどこの銀行でも両替はしてもらえますが、通帳やキャッシュカードがない場合は銀行によって324円程度の手数料がかかります。
枚数が多くなるほど両替手数料が上がっていきますが、ご祝儀に使う程度の枚数なら無料サービスの範囲で収まると思います。
銀行窓口で両替もできますが、口座を持っているところなら大手の銀行の両替用ATMを使えば、窓口に並ばずに簡単に両替することができるのでおすすめです。
ATMにもちゃんと両替機のところに「新札」と書いてあったりするので安心ですね。
両替用ATMを使用するときには、その銀行のキャッシュカードが必要です。
新札交換を当日でも出来る方法
銀行で両替するほかには、ホテルや式場で交換サービスを行っているところもあります。
こういった新札が入用になるのは結婚式のことが多いので、どうしても時間取れなくて・・・っていう需要があるんですよね。
なのでゲストハウスや結婚式場のフロントで、新札を用意していることも多く、当日でもかなりの確立で両替してくれることが多いんです。
念のため予定の式場にあらかじめ電話をしておいて、当日早めに式場に到着するようにすれば完璧ですね。
新券(新札)とピン札の違い
新札やピン札は同じものだと認識している人も多いですが、厳密には違います。
新札というのは新券のことで、発行されたばかりでまだ未使用のお札のことです。
数枚一緒に交換してもらうと、お札の番号がきちんと連番になっています。
ピン札は使用されているけど、折れ目や汚れがないきれいな状態のお札のことです。
ご祝儀では新札がマナーではありますが、きれいなピン札を使っても問題ありません。要はお祝い事のために気を使っているかどうかですよね。
きれいな状態ならまったくの新札ではなくても気にしないので、きれいなお札は普段からご祝儀用に数枚取っておいてもいいかもしれません。
新札の両替は近所の郵便局やゆうちょ銀行でもできる?
近くに銀行の支店はないけど、郵便局ならあるってときありますよね。
実を言うと、郵便局やゆうちょ銀行は両替商ではないので確実ではありません。
業務内容に入っていないので、新札を十分な枚数揃えていないことが多いのです。
なのでどうしても郵便局で新札を手に入れたいなら、あらかじめ営業時間内に電話して新札が備えてあるかどうかの確認が必要です。
ATMでは両替用はないので、可能な場合は窓口で手続きできます。
郵便局・ゆうちょ銀行の両替業務は義務ではないので、できなかったらついてなかったくらいに思っておきましょう。
ちなみに手数料が基本的に無料ですが、あまり大量の両替は断られたりします。
あくまで可能な範囲内にかぎるサービスなんです。
お正月が近づくと、お年玉用の新札を準備している支店もあるようですよ。
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新札の両替をどうしても土日祝日にしたいときは
銀行や郵便局は営業時間が平日の昼間だけです。
どうしても土日!ということでしたら、上記のやり方ではホテル・式場のフロントで交換するのが一番確実な手段ですね。
他には、東京近郊に住んでいる方や、東京に来る予定のある人なら、土日でもやっている新札引き出しATMを使うという手段があります。
みずほ銀行渋谷中央支店
みずほ銀行渋谷中央支店の1階にはみずほ銀行のATMがずらっと並んでいます。
1階の一番奥に1台だけあるのが新札引き出し用のATMです。並ぶところの入り口に「新札引き出し用ATM27番 まっすぐ奥です」とお知らせがあります。
ここでは両替ではなくみずほ銀行の口座からの引き出しという形になります。
引き出し可能な新札は「1万円札」と「1千円札」だけです。
土曜日は0:00~22:00、日曜は8:00~21:00までと結構長い時間やっています。
ATM稼働時間自体が長いので平日の夜でも大丈夫です。
メンテナンスとかで月曜の朝や第一第四土曜日の早朝は使えません。
みずほ銀行の口座とキャッシュカードが必要です。
まとめ
急に必要になってしまうこともありますが、あらかじめ慌てないように新札やピン札は手元に置いておくと安心ですね。
今回は新札・新券の入手方法でしたが、ピン札を手に入れるならATM手数料が無料のところで引き出したり戻したりすると、10枚に何枚かはきれいなピン札が混ざっているのでこれを利用しましょう。
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