夏の暑い盛りが過ぎると気温が落ち着いてきて、秋が深まってくると今度は紅葉の時期に入りますね。
紅葉狩りに行こうと計画している人もいるんじゃないでしょうか。
紅葉狩りの意味や時期について紹介しますね。
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紅葉狩りの意味とは?
紅葉狩りとは野山に出かけて紅葉を鑑賞して楽しむことです。
日本には四季が存在しているので、昔から季節によって咲く花をめでる風習があります。
一番代表的なものだと春のお花見ですね。
春のお花見は桜の木下で食事をしたり宴会をしたり、結構ドンチャン騒ぎしてるイメージもありますが、一番の見所は春に咲く満開の桜です。
それと同じように、気温が下がって木々が紅葉してくると紅葉狩りスポットにはたくさんの人が押し寄せます。
紅葉の下でお弁当を食べたり、山を散策したりと楽しみ方は千差万別ですが、桜と違ってワイワイするよりは秋の紅葉をしみじみと楽しむイメージです。
秋の終わりの風情を楽しむってとても雅やかな感じですね。
紅葉狩りの狩りってどんな意味?
ところで紅葉狩りの「狩り」ってちょっとおかしいと思いませんでしたか?
本来狩猟で動物や食用の植物などを採集するときに使われる言葉ですが、紅葉を拾ったとしても意味が違う気がしますよね。
狩りという言葉の意味は?なぜ使うようになったの?
もともとは「狩り」という言葉の意味は獣を捕らえることをさしていましたが、それが派生して自然の中での食物を採取することも含まれるようになりました。
きのこ狩り、潮干狩り、イチゴ狩り、ぶどう狩りなどがそうですね。
そこからさらに意味が広がって野山に分け入って何かを鑑賞することも「狩り」と呼ばれています。桜狩り、紅葉狩り、蛍狩りなどがこれに当たります。
鑑賞する理由が付け加えられた理由としては、狩猟をしなくなって貴族が草木などの自然を愛でている様子を比喩したという説や、草花を刈って手にとって鑑賞したことに由来するという説があります。
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紅葉狩りの見ごろの時期はいつ?
では紅葉狩りに行こうと思ったらいつの時期が適しているのでしょうか。
野山の木が紅葉し始めるのは寒くなってくる地域で微妙に変わってきますが、基本的には寒い地域ほど早く、暖かい地方は遅くなります。
紅葉の条件は
- 十分な日光を受けている
- 最低気温が8℃以下の日が続いていること
です。
早いところだと10月の上旬には紅葉が始まります。
紅葉狩りの時期は紅葉が始まってから半月~1ヶ月くらい楽しめます。
東京や鎌倉は11月下旬から12月上旬くらいですね。
紅葉の時期を見逃さないためには地域ごとにしっかり時期を確認することが必要です。
ちなみに沖縄のほうだと常緑樹が多く、紅葉する樹木がほとんど存在しないため紅葉狩りは出来ません。
まとめ
紅葉狩りというのは紅葉を鑑賞して楽しむことです。
実は「狩り」という言葉が使われているのは、野山で獣を狩猟するという意味から派生して鑑賞する意味が含まれたからなんですね。
デスクワークをしていると運動不足になりがちです。
きれいな紅葉を散策して心と体のリフレッシュも出来る、紅葉狩りはおすすめですよ!
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