シャチハタはインクが浸透するタイプの手軽に使える印鑑ですが、さすがに何度も何度も捺印しているとインクの補充が必要になってきます。
でもこのとき正しいやり方で補充しないと、インクが出なかったり溢れてしまったりとトラブルの原因になります。
インク補充の注意事項と印面の掃除の仕方を紹介します。
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シャチハタのインク補充はどれを使うの?
インクがかすれてきたらインクの補充をしなくてはなりません。
ここで一番注意して欲しいのは、正しいインクの種類を選ばなければならないということです。
シャチハタに使われているのは顔料インクだから似たようなもので代用できる、と思っているとインクが薄くなったり、最悪の場合は本体がダメになってしまうこともあります。
カートリッジ式と液体のインク
まず大きく分けてカートリッジ式のものと液体をたらすタイプのインクがあります。
カートリッジ式のものはネーム印に多く、液体タイプはネーム印のほかちょっと大き目のスタンプにも使われています。
それぞれの製品によって補充方法が異なりますので、必ず正しいやり方で補充するようにしましょう。
メーカー別で専用のインクがある
インクは大体は同じ成分で出来ていたとしても各メーカーで成分が微妙に変わってきます。
そのメーカーに一番適したインクの配合です。
他社製品に使ってしまうと、そのときは使えるかもしれませんが後々インク詰まりやかすれなどのトラブルが起こる可能性があります。
間違えて耐水性のインクを補充した日には、本体後と買い換えるという羽目になり、ちょっとケチったところが思わぬ出費になったという話もあります。
百均で買ったものくらいなら、補充インクも100円で売ってますから買い換えてもいいですが、やっぱり頻繁に使う人だとインク替えも多いようです。
安いし仕方ないですね。
シャチハタのインクを補充したのに薄いときは?
シャチハタのインクを補充するとき、浸透するまでに時間がかかるので一晩くらいは薄いままです。
時間を置いてもインクが薄い場合は、他に原因があるかもしれません。
正しいインクを使っていない
各メーカーで適したインクを正しいやり方で補充しているか確認してください。
液体タイプのインクは2~3滴ほど垂らして、完全に浸透しているか確認しながら1滴ずつ足していきましょう。
どばっとやってしまうとインク漏れの原因にもなりますよ。
インクが切れてから長時間放置している
インクが切れて印面がカラカラになっていると、新しいインクを補充してもインクがうまく出てきません。
対策は印面に直接インクを1滴垂らして完全に浸透させることです。
シャチハタの印鑑を長持ちさせるコツはインク切れによる乾燥をさせないことなので、かすれてきたなと思ったらきちんとインクを替えるようにしましょう。
吸蔵体が劣化している
インクを浸透させて蓄えておくスポンジ体が劣化している可能性があります。
この場合は残念ながらシャチハタの寿命となりますので、買い替えが必要です。
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シャチハタの印面も掃除しておくのがおすすめ
朱肉を使うタイプの印鑑は隅っこによく朱肉が詰まるので、用事などで掃除してますが、シャチハタの印鑑もたまには掃除してあげましょう。
意外と印面に埃などが詰まっていることがあります。
この目詰まりを解消しないままインク補充をすると、インクがにじんだりインク漏れします。
トラブルの原因となりますので、インク補充前に掃除を行います。
印面の掃除の仕方
セロハンテープを適当に切って粘着面をシャチハタの印面に数回押し付けます。
これで表面に詰まったごみがごっそり取れるのでやってみてください。
まとめ
インク補充を失敗しないためには、各メーカーの印鑑にあったインクを使うこと、正しい補充方法で行うことが大事です。
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