お菓子の家って「ヘンゼルとグレーテル」に出てくる
ものが印象的ですが、
とっても夢があって一度は作ってみたいと思いますよね。
ついに私も作ってみたので、
ちょっと紹介させてください!
簡単にできるけど、とっても見栄えがしてかわいくなりました。
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お菓子の家の作り方は意外と簡単
お菓子の家って聞くととっても複雑そうに感じますが、
手順的にはそれほど凝ったものでもありません。
簡単なクッキーが作れる程度の腕で
ぜんぜん心配ありません。
超簡単な作業手順としては、
クッキーを作ってアイシングで貼り付けていくだけです。
クッキー生地を作る
まずは土台になるクッキー生地を作っていきます。
材料
- 小麦粉 300g
- 卵(全卵)M 1個
- ケーキ用マーガリン 80g
- 砂糖 100g
- はちみつ 30g
- バニラエッセンス 3~4滴
- ケーキ用マーガリンと卵を常温に戻して置きます。
- マーガリンと砂糖を泡だて器で練り合わせます。
- よーく混ぜた卵をほんの少しずつ加えながら馴染ませて混ぜます。
- はちみつとバニラエッセンスを加えて、さらに振るった小麦粉を入れてよーく混ぜていきます。結構力が必要なので正直疲れます。
- 一つにまとまるまで混ぜたら全体をラップに包んで2~3時間くらい常温放置。
型紙を印刷して型を取る
次に家の原型となる型紙を作りますが、
お菓子の家とかヘクセンハウスとかで検索すると
型紙配布しているサイトもたくさんありますので、
その中から選んで印刷します。
もちろん、自分で設計して描いてもいいです。
できれば厚紙でやりたいところですが、
使い捨てなのでコピー用紙でも構いません。
今回はネットにあったのをダウンロードしてコピー用紙で作ってます。
大きい家は組み立てが大変とのことなので、
さらに50%縮小して印刷してみました。
- 型紙をクッキー生地に当てて形どおりに切り抜く
- 作業台や麺棒に生地がくっつかないように
適度に小麦粉で打ち粉してください。 - 休ませたクッキー生地を麺棒で4mmくらいの厚さになるまで
伸ばします。 - 全部必要なパーツをナイフや包丁で切り出していきます。
屋根部分を他のものに代用したい場合は、
屋根部分の切り取りをしないようにしましょう。
コピー用紙を生地に当て、
側面がなるべく垂直になるように刃を入れていきます。
一つ一つ切り出すのではなく、
すべての形を切り抜いたら
要らない部分の生地を取り除くようにすると
切り抜いた形が崩れにくいですよ。
オーブンで焼いて冷ます
材料
- 卵黄1個分
クッキー生地に卵黄を塗ることで照りを出すことができます。
余った卵白はアイシングで使うので無駄になりません。
- オーブンを余熱で180度にしておきます。
- クッキングシートを鉄板に引いて、
形が崩れないようにクッキーを乗せます。 - 刷毛で卵黄を薄く塗りましょう。
- 大体10分~15分で焼きあがります。
ちょっといい色になりました。
この時間は大きさにもよるので、10分たったら焦げないように
オーブンを見張っていたほうが失敗しなくてすむと思います。
鉄板が凸凹しているタイプだとクッキー生地が反ってしまうので、
できれば平面タイプのものがいいですね。
焼きあがったら網的なものの上に乗せて冷まします。
私はないのでそのままクッキングシートの上で
冷めるのを待ちました。
アイシングを作る
お菓子の家の飾りつけの肝というか、
組み立ての際に使う接着剤の役割を果たすのが
アイシングです。
材料
- 卵白 1個分
- 粉砂糖 200g
ボールに入れた卵白に粉砂糖を入れて、
よーく混ぜます。
トロトロすぎると組み立ての際うまくくっつかないことがありますので、
お好みの硬さになるまで粉砂糖を追加してください。
組み立て開始!
冷えたクッキーとアイシングを作ったら、
早速組み立てを開始します。
大幅にはみ出してしまっても飾り付け次第で
いくらでもごまかせるので大胆にいっても大丈夫ですよ。
屋根以外の四方の壁をこんな感じにくっつけます。
ちょっと固まるまで手で抑えておきます。
今回はウエハースを使うので屋根の接着部分に
アイシングを塗ってその上からウエハースをくっつけていきます。
もちろんクッキー生地で作ってもいいのですが、
重量が結構重いので固定するのにちょっと大変なんですよね。
煙突部分は個別に作っておいて、
屋根がついたらアイシングを塗って固定します。
これも固まるまでちょっと抑えます。
完成!はみ出しまくってます。
お菓子の家の作り方のコツは?
お菓子の家を作るときに1番困るのが、
クッキーの切り口が歪んでしまって接着しにくいことです。
型を切り取るときにできるだけ崩さないように
慎重にやりましょう。
切り口はできるだけ垂直で。
鉄板が凹凸のあるタイプだとほぼ歪みやすくなりますので、
焼きあがった直後に平面に移してクッキングシートの上から
まな板などの重石を載せると直りますよ。
接着面が直角でない時は、
大目のアイシングを使えばきちんとできます。
アイシングをはみ出したくないなら、
最悪の場合は目の細かいおろしで小刻みに削れば
何とかなります。
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ヘクセンハウスの飾り方のコツ
飾り付けのセンスがないという人でも、
いくつかのポイントを抑えれば大丈夫です。
屋根の上の雪
煙突や屋根に大目のアイシングを載せて雪っぽくできます。
これだけでもそこそこ様にはなりますが、
屋根のフチからツララを付けるとよりいいですよね。
口金の細いものを使って、
絞り袋にアイシングを入れて少しずつ付けていきましょう。
アイシングの硬さは硬めにしないと
ツララ型ではなく雫のように垂れ下がってしまうので
粉砂糖で調節してください。
あらかじめ他の場所で練習しましょう。
屋根がウエハースのときはアイシングがつきにくいので
最初に屋根のフチにアイシングを付けてから
その上にツララを作ってください。
雪っぽくしたくないとき
アイシングをはみ出さずきれいにくっつけたいときは、
絞り袋にアイシングを入れて細い口金を使いましょう。
接着面だけに塗ってくっつけていきます。
歪んでいるものは付けにくいので少し難しいかもしれませんね。
庭の装飾について
お菓子の家ってそのままだと少し味気ない感じです。
そんなときは柵や木などを配置すると
とってもお菓子の家感が出てきますよ。
他にも道筋を作ったり、
ちょっと費用がかかりますがマジパン細工の人形を
置いてあげるとぐっと雰囲気が出ます。
策や木はクッキーの余り材料で作ることができますし、
家への道は薄くアイシングをつけた後に
スプレーをまぶしたり小さいお菓子を並べたりでできます。
上から粉砂糖を薄くかけるのもお勧めです。
レンガの模様をチョコペンで書きましたが、
固まりやすくて使いにくかったですね。
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まとめ
結構うまくできてますよね。
初めてお菓子の家に挑戦する人は、
参考にしてくださいね。
今回は土台にクラッカー敷いていますが、
クッキー生地が結構余るのでそっちで作ったほうが良かったかも。
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