パールネックレスの冠婚葬祭での相場。本物の値段と真珠の見分け方について


社会人になると必要なものに冠婚葬祭用の礼服やアクセサリーがありますよね。物が入用な時期なので、お財布にかなりダメージをくらいます。

ホント、無理して買わなくてもいいんじゃないかって思います。

真珠のネックレスは一生ものだからいいもの買ったほうがいいって聞きましたが、結婚式や葬式で使うパールネックレスってどのくらいのものが相場なのでしょうか?

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パールネックレスを冠婚葬祭で使いたいときの相場

真珠自体が高価なものですが、結婚式や葬式で使えるパールネックレスの相場は5万~7万くらいです。

うーん高いですね。

真珠の価格と言うのは数十年昔に比べると、手に入りやすいようになりました。養殖真珠の技術が上がってそれなりにいいものが取れるようになったのも原因の一つです。

上を見れば100万なんて目が飛び出るような値段のものもありますが、一般的に必要になるのは数万円で十分です。

一方で妥当な値段と言うものはないと考える方もいます。

安い真珠と高い真珠って差が分かりますか?

よほど目が肥えているか、真珠が好きでよく見ている方ならその良し悪しも分かるかもしれませんが、私なら絶対に無理です。

イミテーション真珠はそのまま人工真珠のことですが、出来がいいものになるとパッと見てよくわかりません。

年配の女性の方でそういったことにうるさい人もいるけど、懐的に厳しいなら今無理して購入するものではないですよね。

男性に真珠を見せてみても大半の人はイミテーションかいいものかなんて分かりませんよ。時計とかならともかく、女性ものに興味が薄い人が多いので、それほど知識は持っていないんです。

イミテーションパールをつけていてもその人の立ち居振る舞いで、まるで本物のように見ることもありますし、がんばって高級品を身につけても身の丈に合わないということもあります。

無理して高いものを買うより、見劣りだけはしない安価なものを買って、いずれいいものを手に入れたらいいんじゃないかと思いますよ。

しっかりしたブランドで高額なものは、質がいいのはもちろんで、本物を手に入れたらそれだけの満足感があります。

いずれ来るときに備えてお店を回ってどんなものがいいものなのかをリサーチしてみることもおすすめです。

地方では5万円の値で売っているものでも、都内で値崩れして安売りしていたと言うこともありますし、割引セールのときに大幅な値引きをしていることもあるので、自分で本当にいいなと思ったものを狙って行きましょう。

20代のときに焦って買っても使用する場面がほとんどなかったということもよくあるようです。

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パールネックレスの本物って値段はどれくらい?

いわゆる真珠のネックレスは本当に値段がピンきりです。

冠婚葬祭に使えるパールネックレスでいわゆる本物と言われているのは、アコヤ真珠と言うのが一番メジャーです。

アコヤ真珠・白・形が円状である程度の大きさ(7mm)本物と言う条件だと、やはり5万円~のお値段になります。

形が崩れているものや小さめの真珠だと安価で購入できますが、大きさや形に条件をつけるとランクがぐっと上がります。

さらにこだわって探していくなら数十万円と言うものも珍しくありません。

かなり安価だなと思うものは、イミテーションパールだったり、真珠の間にクッションが挟んであるものだったりします。あとは楕円形とかですね。

バロックと呼ばれる楕円形の形のものはアコヤ真珠でも1万円台ですが、葬儀ではあまり好ましくありません。

6mmの真珠をベビーパールといいますが、こちらも1万円くらいから購入することができます。ちょっと小さめなのでかしこまった場ではカジュアルすぎる印象にあります。

普段のファッションにも気軽に取り入れやすいですし、やっぱりきれいですけど冠婚葬祭で使いたいと言う場合は除外されますね。

ちょっと高価ですが一連の白い短めのものを一本持っていれば、結婚式でも葬儀でもどちらでも対応することができます。

アコヤ真珠と言うのは自然物なので、一つ一つ微妙に色味が違ったり、形がゆがんでいます。

色味や形、大きさをそろえているものは高額になりやすく「花珠」と呼ばれる鑑定書つきのものは一定の品質が保証されているので、その中でも割高になっています。

真珠ネックレスの見分け方。偽物だとまずい?

本物の真珠のネックレスと偽物ってぱっとみてわかるものなのでしょうか?

実際にはよくできた人工真珠なら遠目からは分かりません。

真珠に詳しい人はその真珠のテリや巻きと言った点からある程度の判別は付くようですが、素人でも分かる一番簡単な確認方法は、真珠と真珠を軽くこすり合わせることです。

本物の真珠なら、ざりざりという感覚が手に伝わります。

ただ、アコヤ貝とはまた違った種類の黒蝶貝や白蝶貝から採れる南洋真珠はつるつるで判別しづらいこともあります。

また、自然物のため一つ一つに微妙に差が出てきます。

色や大きさ、光り方がきれいに均一になっているものはイミテーションのものの可能性が高いです。

また、その製品によっては真珠自体は本物でも、色が調整されているものがあります。これを見抜くためには鑑定の機械が必要で、目視では判別できません。

割ったら一発で分かりますが、さすがにそれは本末転倒なのでありえませんね。

結婚式にパールの偽物をつけていったら恥ずかしい?

結婚式などにつけている方の半分以上はイミテーションです。特に失礼に当たることではないのでよほど安っぽく見えなければ、つけていって恥ずかしいものではないですよ。

時には花嫁のアクセサリーもイミテーションパールを使用することもあります。

気負わず、自分の服装に合ったアクセサリーをつけていきましょう。

花嫁より派手ではない、華やかな装いなら招待した側も嬉しいと思います。

葬式にパールの偽物をつけていくのはあり?

基本的にお葬式や法事のときにつけていくアクセサリーは白の真珠です。または黒いジェットの一連ネックレスを使用することもあります。

人の肌の色によって真珠のきれいさというのは変わっていきます。技術も進歩しているので、イミテーションパールでも本物に近い光沢のものなら使って大丈夫です。

地域によっては、目上を立てるという意味であえてイミテーションパールを使うところもあるようです。

どうしても気になるならあえてつけていかないという選択肢もありますよ。喪服だと、正式にはアクセサリーをつける習慣はありませんでした。

ちょっと胸元が寂しいかなと感じることもありますが、どのマナー本にも載っていることです。1960年代くらいまでは宝飾品を身につけることが非常識だった時代もあったんです。

何かいわれても(悲しみで)「そんな気になれませんので」と流しちゃって大丈夫ですよ。

大切なのは故人を悼む気持ちです。

まとめ

真珠ってあったほうがいいとかよく聞きますが、無理して購入するよりもまず一呼吸置いて考えてみてください。

うちもあまり本物には固執していないタイプの家族で、もっている冠婚葬祭用のパールネックレスをチェックしてみたところ完全にイミテーションパールでした。

母なら本物も持っているかもしれませんが、私のは知識もなく、カタログギフトから選んで購入したものです。

使用回数もまだ10年で3回くらいかな?
でも誰にも何も言われませんよ。

今後購入する機会が来るかもしれないので、売り場とかで本物の真珠をよく見ておくことにします。

値段もピンきりで、微妙な違いで数万円変わってくることもあり、もし高いものを買うなら自分の気に入ったものが絶対条件ですよ。

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