暑くなってくるとエアコンを使用したくなる時期も増えてきます。
5月はそれほどでもないですが、昼の一番暑い時間帯に30℃を超えたりと、
今年の夏も厳しくなりそうな数字を叩き出しています。
エアコンを使用するのは夏と冬くらいなので、少なくとも数ヶ月使っていない期間があるということです。頑張ってエアコンを使わなかったという人も1年使っていないなら掃除について気になりますよね。
エアコンのシーズンで使用前にきちんと掃除をしておきましょう。
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シーズン使用前のエアコンの掃除は必要?
猛暑の夏の中で、冷却機能を持ったエアコンは生活の生命線に関わってきます。
暑すぎると夏バテ、熱中症、不眠など健康に被害を及ぼしますからね。
去年も暑くて寝付けなかったので寝るまでの運転も
当たり前にほとんど毎日やってしまいました。
節電に運転させないほうがいいのは分かっていますが、
限界を超えるとどうしようもありません。
では、数ヶ月から1年稼動させていないエアコンをそのまま使っていいのでしょうか?
答えはいいえです。
何もしてなくとも埃がたまっているのでそのまま運転開始すると、
蓄積された埃が舞い上がってそのまま襲ってきますよ!
ちゃんとシーズン前のお掃除をしましょう。
シーズン前のお掃除の仕方
1、まずはエアコン上部の埃を掃除機で吸い取ります。
2、エアコンのカバーを開けます。
フィルターの部分の周辺に軽く掃除機をかけて埃が落ちないようにしてから
ゆっくりフィルターを取り外します。
3、新聞紙を敷いた上にフィルターを置いて、フィルターの外側から掃除機をかけます。
エアコンのフィルターは外側から空気を吸い込んで埃を取っているので、内側からかけてしまうと逆にフィルターに埃をねじ込む形になってしまいます。吸い込む方向は間違えないようにしてください。
4、お風呂場などのシャワーで内側から外側へ水を当てるようにして洗ってください。
よく乾かしたら、フィルターの掃除は完了です。
5、エアコン本体を軽く掃除します。まずは念のためコンセントを抜いてください。
6、掃除機を軽く当てて埃があったら吸い取ります。
7、羽の部分を少し回転させて、中性洗剤を付けた布でよく拭きます。
奥のほうは素人は手を出せないので出来るところまででいいです。
一度拭いたら、今度は固く絞った水拭きで仕上げ拭きします。
これで完了です。
エアコンの機種によっては出来ない手順もあるので無理になぞらなくても大丈夫です。
エアコン掃除は業者に頼むべき?
エアコンの掃除は大掛かりなので業者の人に
やってもらわないと出来ないというのは本当です。
エアコンの奥にカビが繁殖してしまうと
素人が持っている工具や知識では対処できず、
無理にやろうとするとエアコンを壊してしまいます。
掃除用のスプレーも売っていますが、
ほとんど効果がないと思っていいでしょう。
業者の人が使うのは10リットル以上の水で洗浄するものですから、
掃除用のスプレー数本では太刀打ちできません。
それでも依頼すると1万5千~2万ほどかかりますから、
ちょっと倦厭しますよね。
室内エアコンの場合
エアコンから流れてくる空気がかび臭かったら業者に頼んだほうがいいですが、
特に問題なければそのまま使用して大丈夫です。
よっぽどかび臭いとか埃っぽいとかでなければ依頼する必要はありません。
何年かに一度は業者の掃除をしたほうがいいという人もいますが、
そんな規定はどこにもないですし、普段の手入れを気をつけていれば十分です。
室外機の場合
基本的に掃除は必要ありません。
室外機が隙間もないほど埃で詰まったときは問題ですが、
もともと室外機は外に設置することを目的としているので多少の汚れは想定内です。
問題がなければどちらの場合でも業者に依頼して掃除する必要はありませんが、
カビは一度発生すると取り除くのが難しいのでいつかはお世話になるかもしれませんね。
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エアコンの手入れは送風でいいの?
普段のエアコンの手入れは、
フィルターを掃除することと、
運転後に10分ほど送風してエアコン内部を乾燥させておく必要があります。
特に冷房後の運転をすぐ止めるとエアコンの吹き出し口より
周りの温度の上昇のほうが早いので、エアコン自体に結露しやすいです。
放っておいても4、5日経てばエアコン内も乾燥しますが、
高温高湿度はカビ菌が最も繁殖しやすい環境ですから、
送風を行ってさっさと湿気を取り除くことが大事です。
使い終わったら送風するというのを覚えておいてください。
まとめ
いかがでしたか。
快適な夏を過ごすためにも、
エアコンの手入れはちゃんとしておいてくださいね。
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