パッと見たときに爪が綺麗な人って、とても魅力的に映ります。
そんな綺麗な女性にあこがれてネイルケアを始める人もいるでしょう。
中学生くらいからだと見た目にも気を使うようになって、
ネイルの手入れを早速始める子も出てきますが、
正しい知識を持っていないと思わぬ爪の障害が発生するかもしれませんよ。
特にネイルケアで爪の根元の甘皮を処理するのは基本の工程ですが、
間違った知識で手を出そうとしていませんか。
甘皮がついている理由と、簡単な処理のしかたを紹介します。
スポンサーリンク
爪の根元についている甘皮とは
爪って手足の先についていて皮膚を守ったりしていますが、
基本的な構成は髪の毛と同じ成分でケラチンという名前のたんぱく質で出来ています。
爪はいくつか部位で呼び分けられますが、
甘皮の部分は爪の根元にある爪と指の皮膚の間にある半透明の皮のことです。
これらはキューティクルと呼ばれ、
爪の根元を保護して細菌や異物の侵入を防ぐ役割があります。
爪の健康を守るためにも甘皮は必要不可欠で、
ネイルケアで甘皮を除去するといってもすべて除去するわけではないのです。
甘皮はキューティクルとルースキューティクルの2種類に分けられ、
基本的に甘皮処理といったら、ルースキューティクルを除去することを指します。
ルースキューティクルとは甘皮が爪が伸びるのに従って
爪の根元からせり出した不要な乾燥している皮膚のことです。
[su_youtube_advanced url=”https://www.youtube.com/watch?v=8rJE0wLy5xE”]
爪の甘皮は処理が必要なの?
爪の甘皮処理がなぜ必要なのかといえば、
いくつか理由があります。
一つ目、マニキュアのもちをよくするため。
マニキュアを塗るときに不要な甘皮の部分に乗せてしまうと、
お風呂などに入ったときに皮膚が柔らかくなって
そこからマニキュアが剥がれ落ちてしまいます。
二つ目、新しい爪に水分を与えるため。
甘皮がある部分は新しい爪が生えてくる根元です。
いずれ生えてくる新しい爪が丈夫になるためには保湿が重要です。
しかしルーズキューティクルがあると、
そちらに水分を取られてしまい丈夫な爪の生成に影響が出てきます。
三つ目、見た目が良くなる。
甘皮部分を少し押し上げると、爪が長く見えます。
ルーズキューティクルは見た目がかさかさしていますから、
取り除くと清潔感も出せます。
健康上の理由と美容面の理由の両方が存在しますが、
絶対にやらなければいけないということでもないのです。
でもやっぱり少しはやったほうが、
女子力が上がりますよねー・・・
スポンサーリンク
甘皮の処理は簡単に出来る
甘皮の処理のやり方を調べると、さまざまなグッズが出てきますが、
必ずしも揃える必要はありません。
ここでは簡単な方法をお教えします。
用意するもの
- ウッドスティック
- 化粧用コットン
- ガーゼ
- 化粧水
- ハンドクリーム
甘皮処理の簡単なやり方
お風呂上りで皮膚が柔らかくなっているときに行います。
- 1、ウッドスティックの先にコットンを巻きつけます。
これをを少し湿らせて爪の脇から根元に向けて甘皮を押し上げます。
やわらかく円を描くように何度か繰り返して優しくやります。 - 2、押し上げた甘皮をガーゼで円を描くように丁寧に落とします。
- 3、爪の根元部分に化粧水とハンドクリームを使って保湿しましょう。
まとめ
きれいな爪美人を作るためには基礎からの知識が必要です。
間違った手入れをしたせいで甘皮がすべてなくなり、
指先が悲惨になった友達も見たことあります。
爪の根元部分は繊細なところなので、
乱暴に扱うと生成中の爪が歪んで生えてしまうことも。
処理するときはきちんとした正しい方法で行ってくださいね。
スポンサーリンク